知識の広場


様々な知識の共有を目的とするページです。



高次脳機能障害(こうじのうきのうしょうがい)とは


主に脳の損傷によって起こされる様々な神経心理学的症状。その症状は多岐にわたり、記憶障害注意障害遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害等で脳の損傷部位によって特徴が出る。

記憶障害(きおくしょうがい)とは


記憶を思い出すことができない、また、新たなことを覚えることができないなどという、記憶に関する障害の総称である。 一時的に思い出すことができない記憶は短期記憶障害、長期間思い出すことができない記憶は長期記憶障害と、二通りに分けられる。


注意障害(ちゅういしょうがい)とは


人間日常生活に支障をきたすようになるほどの障害の一つであり、注意が散漫になったり落ち着いて物事に取り組むことが困難になるといった特徴がある。高齢者障害者に関する事柄で特にこの言葉が多く使われており、リハビリテーション学などの学問において研究対象として扱われることのある事柄である。

遂行機能障害(すいこうきのうしょうがい)とは


高次脳機能障害のひとつであり、以下の機能が障害された状態をいう。

  1. 目標の設定
  2. 計画の立案
  3. 目標に向かって計画を実際に行うこと
  4. 効果的に行動を行うこと

具体的には、無計画な行動をする、物事の優先順位をつけられない、いきあたりばったりな行動になってしまう、効率よく仕事ができない、指示されないと行動が開始できないなどの症状がみられる。


失語症とは


失語症とは脳の損傷により起こる言語障害のひとつです。大脳の言語機能を 司る言語領域が障害を受けることで、聴く・話す・読む・書くという言語障害が現れます。このような状態を失語症といいます。

失語症になると、それまで意識 せずに行っていた
他者とのコミュニケーションが困難となり、日常生活上支障を来たすようになります。